岩渕功一　　Koichi Iwabuchi

シドニー工科大学名誉客員教授。日本テレビ退社後、オーストラリアの大学院に進学し、PhD（博士号）を取得。専門は越境文化研究、カルチュラル・スタディーズで、主な研究テーマは国際交流と越境対話、多様性・ダイバーシティ・多文化共生、文化・教育のグローバル化・国際化、ソフトパワーとネーションブランディングなど。現在は日本を拠点として、主に多様性との共生に向けた社会における批判的でひらかれた学び直しの展開に取り組んでいる。

日本とオーストラリアの大学で教鞭を執り、国際的な研究活動を展開。オーストラリアに永住者として１８年以上居住。ICU助教授、早稲田大学国際教養学部教授、メルボルンのモナシュ大学(THEランキング　世界５４位）・アジア研究所の所長などを歴任。デューク大学、EU大学院、ボローニャ大学、 シンガポール国立大学、オスロ大学、ハワイ大学、延世大学など世界各地の著名な大学から客員教授として招聘される。世界各地の研究者と共同して研究活動を行い、影響力のある論文・著書を数多く執筆。論文・著書は日英両語で１５０にのぼる。

豊富な国際経験、多様性・多文化共生推進の取り組み、日本の国際系大学での実績を活かして、企業・組織における多様性・ダイバーシティ推進の落とし穴；多文化共生社会としての日本；相互ケアと他者への想像力；批判的思考と学び直し；国際性・国際人・国際交流とは何かなどのテーマについての講演やセミナーを日本各地で行なっている。

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